2012年5月5日土曜日

iPhone4Sは3Gデータ通信が必要ない人にも便利!


3Gデータ通信をオフにして使用しているiPhone4Sですが、3日間使用してバッテリー残62%。

Wi-FiもBluetoothも位置情報サービスも全てオンなので、これらを全て
こまめにオンオフしながら使えば1週間は持ちそうな雰囲気です。

これな、ら外出先でデータ通信の必要ない人でも、電話機としてiPhoneを選択するのもアリですね。

音声メールが送れたり、音声操作ができ、メールやテキストを読み上げてくれる事も考えたら、年配者にとっても「らくらくフォン」より便利かもしれません。(^○^)

2012年5月4日金曜日

20世紀少年の謎を解く(カツマタ君はどうして生まれた?)

21世紀少年 上 182、183P

きっかけはもちろん、「宇宙特捜隊バッジの万引き濡れ衣事件」。

但し、濡れ衣を着せられたのはサダキヨではありません。ヴァーチャルアトラクションに遊びに来ていた大人のサダキヨ。



 ツインピークス

カツマタ君の真の正体は、子供に取り憑く(子供にしか取り憑けない)ツインピークスのボブのような存在ですが、「宇宙特捜隊バッジの万引き濡れ衣事件」で現実と ヴァーチャルアトラクションが交差することにより捻れが生じ



 20世紀少年 14巻 112P

 子供たちの噂(ウソ)に取り憑き、実体化してしまったのでしょう。



 21世紀少年 上 182、183P

濡れ衣を着せられたのがヴァーチャルアトラクションに遊びに来ていた大人のサダキヨ、と考えるとこの場面で執拗に顔を隠すの理由も納得できますね?

20世紀少年の謎を解く(カツマタ君の正体は?)

21世紀少年 下 16P

カツマタ君の正体はサダキヨ。

正確にはサダキヨが作った「ヴァーチャルアトラクション」の中で生まれたもう一人のサダキヨ。「悪のサダキヨ」という表現がピッタリかもしれません。


21世紀少年 下 18P

第2のともだち(カツマタ君)が死んだ後に行ったヴァーチャルアトラクションのはずなのに、ヴァーチャルアトラクションの中のともだちは、外の世界起きている事を何故か知っています。

これは、ヴァーチャルアトラクションと外の世界がお互いに影響し合っている事を示しています。この辺の設定は「ループ」からの引用でしょう。

だとすると、カツマタ君は実在の人物と考えるより、ヴァーチャルアトラクションから生まれたと考えるほうが自然です。そう、貞子のように。



  20世紀少年 22巻 233P

カツマタ君が悪のサダキヨである事は、この場面からもわかります。

「僕は...いい者のサダキヨだ。お前はヴァーチャルアトラクションから生まれた悪者のサダキヨだ...いっしょに死のう」 こういう事なんですね。



 ツインピークス

悪のサダキヨ(カツマタ君)とサダキヨの関係は、ツインピークスからの引用でしょう。

俺はサダキヨ、彼の名前はカツマタだ...

20世紀少年の謎を解く(20世紀少年とは何だったのか?)

21世紀少年 上 128P

カツマタ君の正体を説明するためには、まず「20世紀少年」がどういった物であったのかを先に説明する必要があります。

一般的に言われているように「ともだちの正体が誰なのかがメインテーマ だったのに、ヒットしたため連載を延長し、そのため最初のともだちの死以降はグダグダになった」のではないのです。

最初のともだちがわかるまでのグイグイ引っ張るストーリーと、後半の回収されない伏線などの複雑な展開は全て計算通りなのです。

そう、ストーリーの骨組みはツインピークスがベースですから。

「ローラパーマを殺したのは誰か?」を「ともだちの正体は?」に置き換えれば、ストーリーの展開は全く同じですね。

「回収されない伏線」「見終わっても解決されないモヤモヤ感」、全てツインピークスと全く同じです。



21世紀少年 上 134P

「20世紀少年」とは20世紀に流行った物を片っぱしから詰め込んだ漫画だったのです。

ベースになっているのは「ツインピークス」と「リング〜らせん〜ループ」の3部作。

全体のストーリー展開とキャラクター設定は「ツインピークス」。

「超能力」「ウイルス」「 復活」「コンピューター」という大事な要素は「リング〜らせん〜ループ」の3部作。

この二つを骨格にして、20世紀に流行った物を片っぱしから詰め込んで再構築した物が「20世紀少年」の正体だったのです。

2012年5月2日水曜日

20世紀少年の謎を解く(カツマタ君は実在しない)

21世紀少年 下 193P

いきなり結論ですが、映画版では実在する事になっているカツマタ君ですが、原作では実在しません。

じゃあ、「おまえさ...カツマタ君だろ?」のこの台詞は?

この台詞には2つの意味があるのですが...まずは、キーマンであるドンキーに語ってもらいましょう。



20世紀少年 14巻 216P

「ジャリ池に巨大ライ魚がいるという噂は嘘」「ライ魚を釣ろうとして落ちた子供の幽霊が出るという噂も嘘」...

そう、ドンキーが言いたかったのは...

「フナの解剖が大好きだったカツマタ君が幽霊になって、毎晩理科室でフナの解剖をしているという噂は嘘。カツマタ君なんて同級生はいなかったよ。」という事なのです。

つまり、カツマタ君は実在しないのです。

2012年5月1日火曜日

20世紀少年と音楽(原作に登場する曲) 最終回



万丈目がレモンスカッシュを飲みに行った喫茶店で流れていた曲。トム・ジョーンズは知りませんが、万丈目の台詞にあったので...



カンナがヴァーチャルアトラクションでケンヂの部屋に現れた際にラジオから流れていた曲。



10巻第2話「クロスロード」



17巻第11話にも「十字路」という「クロスロード」を思わせる話が出てきますが、その時の「クロスロード」は絶対にこっち!「ダミアン吉田がわけのわかんない即興を20分も30分もやりはじめて」という件から、間違いなく「悪魔くん=ケンヂ=クラプトン」と判断しました。(^○^)



ともだち歴3年、ケンヂがカブに乗って現れた際に歌っていた曲。
残念ながらYouTubeで検索すると、ことごとく


こんな感じになってしまいます。
でも、どうなんでしょ?「YouTubeで聞いたからCD(ダウンロード販売も含む) を買わない」って可能性より「YouTubeで聞いたか事をきっかけにCD(ダウンロード販売も含む) を買った」という可能性の方が高いと思うんですけどね〜。




子供の頃のヤン坊&マー坊が頃よく歌っている曲です。

20世紀少年と音楽(原作に登場する曲) Part3


春波夫の「ハロハロエキスポ音頭」はこれですね。





ケンヂがカンナに「こうやって耳をすますとさ...聴こえてくるんだ」と言った曲。ジャンピング・ジャック・フラッシュも含まれていますが既に紹介したので省略。






ケンヂが自分で作ったトランジスタラジオで聴いていた(であろう)曲。
ヨシツネが言っている「CCRだとかCSN&YだとかGFRだとか」というのは、「Creedence Clearwater Revival」、「Crosby, Stills, Nash & Young」、「Grand Funk Railroad」の事ですね。