2012年5月13日日曜日

20世紀少年の謎を解く(リング〜らせん〜ループを再検証)



20世紀少年との関連性は、「伊熊教授が貞子の母親志津子の超能力を証明しょうと報道陣の前で行った実験で失敗し、インチキ扱いされ...」というところと「万丈目がフクベエのスプーン曲げで一儲けしようとしたTV番組でイカサマがバレてインチキ扱いされ...」部分がモロですが、「ウイルス」というキーワードも一致しています。そして、エンディングの呪いを止める事が出来ず、世界が終末に向かって進み始めるところで終わるのも、映画版20世紀少年第一章と同じですね。




不注意で我が子を亡くし後悔にくれる監察医・安藤満男、この設定はオッチョですね。安藤満男の子供は溺れて亡くなりますが、ケンヂも子供の頃何度か溺れて死にそうになります。そして、この小説もキーワードは「ウイルス」。エンディング付近の貞子の再生と”ともだち”の復活、これも映画版20世紀少年第二章と同じですね。そして、貞子を操っていた○○。




ループだけは、映画版20世紀少年第三章との共通点は殆どありません。しかし、コンピュータによる人工生命の実験とバーチャルアトラクショはマンガ版20世紀少年とドンピシャです。

この3部作との関連性から推理すると、「フクベエ死亡後の”ともだち”はバーチャルアトラクションから生まれ、「らせん」の貞子のように何かしらの方法で肉体を得た」と考えるか「全ての出来事がバーチャルアトラクション内の出来事だった」という事なんでしょうね。

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